経理マンがベンチャー企業を辞めて転職しようとしましたが・・・初めて転職に苦労しました

はじめに

アメリカで行われていたプロジェクトが中途半端に終了し、日本に戻ってきたのを機にブラックなベンチャー企業を退社しました。
あれほどいろいろ悩んだのがウソのようにきっぱりと辞めることができました。

ベンチャー企業では経営戦略室とかいう経営企画的な部署でいろいろやっていましたが、何やらやることが定まらない中途半端な仕事のように感じていて、この会社を辞めるのを機に経理に戻ろうと思いました。

ここで失敗したのは、次の就職先を選ぶ前に会社を退社してしまったことです。
有給休暇が取れそうな雰囲気ではなかったので、仕方ないと言えば仕方なかったのですが。

転職を繰り返すのはグローバルスタンダードだと思っていました

税務署に勤めていた時を除き、この時まで、あまり一つの会社で長く勤めるといったことにこだわりはありませんでした。

これはアメリカに行った時の経験が影響しています。
NewYorkでビジネスインターンをやっていた時、ホストファーザーから彼のレジュメを見せていただいたことがあります。

彼は当時Morgan Stanleyに勤めていましたが、一年ごとに職場を変えていました。
彼はプログラマやSEをやっていましたので、職種によるところもあると思いますが、税務署に勤めていた時には「一度入社したら5年くらいは勤めないと」といった感覚というか常識というものが自分の中にありました。
そういった常識を持っている人間が、一年ごとに職場を変えて大きな会社に勤めているという人間がいるということを知ったのはかなりの衝撃でした。

そうなると、税務署に勤めていた5年間をすごく無駄に過ごした時間のように思えて、この時間を取り戻すためには、人よりもいろいろなスキルや経験を積むために、転職を繰り返してレベルアップする必要があると思っていました。

最初はすぐ仕事が決まると思っていました

新卒の時は就職先を探すのにものすごく苦労しましたが、その後は転職するのに苦労したことはありませんでした。
この時はエージェントを使って転職先を探しましたが、紹介された会社は大抵書類選考を通過し、面接までいっていたため、すぐ転職できるのでは、と思っておりました。

この時は、普通に経理部門に配属されるのはつまらないと思っていたので、当初は管理職として採用されたいと思っていました。
年齢も32歳になっており、スキル的にも十分管理職としてやっていけるのでは、などと考えていました。
また、経験からして年収アップも可能では、などといろいろ欲張っていたのです。

しかし、ここで転職を繰り返してきたしっぺ返しを受けることになるのです。
普通32歳にもなれば、係長とか、後輩の指導を行った経験があるものですが、私はここ数年は2年ごとに転職を繰り返してきたために、このような経験を積む機会がありませんでした。
私は、会社とは経験がない人をいきなり管理職として採用するのに、二の足を踏むものであるということを、この時初めて認識することになったのです。

給料を気にして断ったのが運の尽きです

当時テレビショッピングをやっている会社に面接を受けに行く機会がありました。
面接をした経理の責任者の方は、部下に経理の経験者がおらず、話のできる人材を募集しているといった話で、面接は手ごたえがありました。

しかし、年収アップを狙っていた私は、前職とあまり変わらない年収の提示を見て、もう少しいい会社があるのではないか、と考えてしまった訳です。

また、転職活動も始めたばかりであり、それにもう一度面接のお話しがあって、今度は年収の話しかなと思って幕張まで2時間くらいかけて会社を訪ねたのですが、何のために呼ばれたのか分からない世間話をして終わってしまったので、他を探そうと断ってしまったのです。

後々この会社を断ってしまったことを後悔することになります。
正直よく分からないことなのですが、転職は決める時に決めておかないと、どういう理由なのか、その後面接で落ちることが多くなる傾向があります。
面接に落ちることが続くと、自信がなくなって顔から輝きが段々と消えていくのか、理由は全く無くただのジンクスなのか分かりませんが、その後就職先が決まらず苦労することになりました。

二度面接に落ちると紹介してくれなくなった業者がいました

MS-Japanという管理部門に特化した人材紹介会社を使ったことがあります。
何社かご紹介いただき2社くらい面接のお約束をいただきましたが、結局この2社ともお見送りとなってしまいました。

しょげていてもしようがないと思って、次の会社を物色して応募をしてみたところ、「あなたの経歴では応募を受けることができません」のような返答が来て、こちらの会社からは応募ができなくなりました。

「書類選考に通りませんでした。」などと言って断れば、何事もなく波風たたないと思うのですが、正直を通り越して何とやらと思ってしまいました。

変な名前の会社の担当者は変な人だった

「ホホエミー」という人材紹介会社を訪ねて田町まで行ったことがあります。
私の担当として面談した方は見るからに冴えない、社員としての能力も「?」と思う方だったのですが、いきなり会ったばかりの私の経歴をけなし始めるといった訳が分からない人でした。
「ホホエミー」なんて何かの冗談かと思ってしまった名前の会社でしたが、働いている人間も何かの冗談かと思う人間でした。

途中から腹立たしくなり「もう結構です。個人情報は削除しておいてください」と言って退散した訳ですが、後日この会社から「転職状況はどうですか。ご紹介したい会社がございます。」といったメールが送られてきました。

別の人間がメールを寄こしたようですが、けんか別れした人間に「近頃どうですか」みたいなメールを寄こすなんて、お客さんを十把一絡げに考えているのでしょう。

ホホエミーで検索をかけると、どうやらこの会社は他社に売られてしまったようです。
やっぱりなといったところでしょうか。

次に来ても紹介しないよと言われました

この人材紹介会社の会社名は忘れてしまったのですが、私を担当していただいた方は覚えています。

もう20件くらい面接を受けた頃に訪ねた人材紹介会社で、私の履歴書をみて「今度会社を辞めてきたら紹介する会社はないよ」と、まあ率直に物を言う方でした。

しかし、その方が紹介してくれた会社がMLM(マルチレベルマーケティング)で有名なニュースキンという会社でした。
私はおっとりしている人間なため外資系は合わない、ニュースキンは普通の会社よりもよほどしっかりしているなどと紹介された記憶があります。

ニュースキンの面接は受けましたが、結果が出るまでに他所から内定をもらえたため、結局入社することはありませんでした。

面接を受けた後これはダメだと思った所から内定をもらえました

結局内定をもらえた会社は、メール連絡だけで、担当者と直接会ったことも無い人材紹介会社から紹介を受けた会社でした。

人材紹介会社は、会社を紹介する時必ずと言っていいほど直接一回は面談をしないと会社を紹介してくれないところがほとんどです。
しかし、これは求職者の方からすると、面接につながるかどうかも分からないのにわざわざ出向く必要があるので、結構な負担になります。
この時に限って言えば、人材紹介会社の担当者と会うのはあまり意味があることではありませんでした。

年齢が30を過ぎると、ただ真面目に日々業務をこなすということよりは、改善点を見つけ周りを動かしていくということが求められるといったことが、ここ数ヶ月の面接を受けて分かってきました。
そこで「いろいろな会社を見てきたので、いろいろ業務改善を提案できる」などと話したところ、「正確に数字をまとめることが一番大事なんだよね」みたいな肩透かしをくらうような返事がきました。

面接が終わった時「ここはダメだったな」と思って、次の会社を探していた時、この人材紹介会社から面接に通ったとの知らせを受けて、ほっとしたことを覚えています。

まとめ

この時期に勤める会社を探すのに苦労した経験があったため、この時入社した会社には、起業するまで10年くらいは在籍しました。
10年も同じ会社にいると、いろいろなことを経験することができ、ようやく2年くらいでころころ会社を変えていてはダメな理由が分かってきました。

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