転売スクールの体験記No.6・・サトシ流カメラ転売塾

はじめに

東洋トレード塾に参加して、私にはカメラ以外の転売で儲けるのは難しそうだと思いました。
しかし、資金を眠らせておくのはもったいないと思い、今度は国内でのカメラ転売ができないかと思い参加したのがこの転売スクールです。

輸出革命エキスポーターズに参加している時、カメラの国内転売で月に100万円以上儲けている人に何人かお会いしました。
日本国内で買ったものを海外に売るのは、日本と海外で内外価格差があるので儲かるというのは理解できるのですが、日本国内で買ったものを日本国内で売ってどう利益をとるのだろうとずっと疑問に思っていました。

カメラを扱うのはずっとやってきたので、国内でのカメラの転売のやり方を学ぶのも、仕入の幅も広がることにつながるかな、と思ってしまったのがこの転売スクールに参加してしまった理由です。
費用は299,980円でした。

おじいさんがいきなり怒られるのにびっくりしました

この転売スクールは、毎週一回定期ミーテイングが行われていました。
塾長の他に講師の方が三人いて、この講師の方に各生徒が割り当てられるといった輸出革命エキスポーターズと同じ方法をとっていました。

他の講師の方が行った定期ミーテイングも録画で見ることができましたので、最初の定期ミーテイングの録画を見てみました。
70歳くらいのおじいさんが参加していたのですが、このおじいさんがまだ機材も用意していない、来週は予定があって参加できないと聞くと、塾長がめちゃくちゃ怒る訳です。
「事前に教材も送っており、この塾は4ヶ月しかないのに稼ぐ気があるのか」といった感じで、他の生徒たちが聞いている中で怒る訳です。

このおじいさんは、その後この定期ミーテイングに出てこなくなりました。
思いっきり体育会系な雰囲気で、いきなりちょっと引き気味になったのですが、まあ言っていることは間違っていないので、この時は厳しいことを言われても稼げるようにしてもらえるのならば仕方がないと思っていました。

これほど参加者がすぐいなくなる転売スクールは珍しいです

この定期ミーテイングは、最初の2回くらいは少し授業みたいなことをするのですが、その後は今週何個仕入れて何個売りましたといった報告会を延々と繰り返す場となりました。

この塾長は「ここは塾である」といって、ひと月に100個売りましょうといった課題を塾生に課すわけです。
この課題ができているかどうか、毎週ひたすらチェックするのが、この「サトシ流カメラ転売塾」のカリキュラムの内容な訳です。

「今週何個仕入れて何個売りました」と報告すると、出品ページを一つ見せて、講師の方がその出品ページのダメ出しをする訳です。
こんなことを毎週繰り返すだけなので、当然一週間ごとにこの定期ミーテイングの参加者は減っていき、各講師が担当している塾生は20人くらいはいるはずなのに、一か月もたたないうちにその数が四人くらいに減る訳です。

どんな転売スクールでも、すぐやる気のなくなる人は一定数いると思います。
しかし、結構なお金を払っているので、何とか元をとろうとする人が大多数なわけです。
それが、労せずに何もしないでもお金を稼ぐことができるシステムを作ってしまったという点においては、この塾長は本当に経営センスは飛びぬけていると思います。

ノウハウがほとんど無いのにびっくりしました

カリキュラムの内容が、週一回「今週何個仕入れて何個売りました」という報告をするのと、出品ページのダメだしの二つなので、結果が出る人がほとんどいません。

オークファンで相場を調べて最安値付近で買う訳ですが、普通に考えても日本国内で買ったものを日本国内で売る訳なので、利益がのる理由が無い訳です。
カメラの国内転売で儲けている人に何人もあっているので、講師の方達が結構儲けているといった話を嘘だとは思っていません。

しかし、やってもやっても、私の買ったくらいの値段で普通に落札されるので、ヤフオクへの手数料分だけ損が積み重なる訳です。

塾ではこの利益が出ない理由を「写真が悪い」だの「出品ページのここが・・」だの言われる訳ですが、これほど「何を言っているんだ」と思ってしまうコメントは無い訳です。
写真については輸出革命エキスポーターズでも言われていたので、これが全くの嘘だとは思っていません。

しかし、ヤフオクのカメラの出品をよく見た経験がある人であれば分かると思うのですが、こきたない写真で、タイトルも適当な出品でも、値段が跳ね上がることもあります。
逆に、きれいな写真をとって、出品ページをこれでもかと作りこんだオークションでも、全然値段が上がらないといったことは普通にあります。

こんな状況で、ただひと月に100個カメラを買って売れば月100万円を稼げるようになると言われても、なかなか続けるのは難しいと思いました。
量をこなす重要性は重々承知しているのですが、この商売のやり方は私には合わないなと思ってしまいました。

講師の方がいきなり消えました

こんな感じの定期ミーテイングでしたが、お金を払っているので参加せずに辞めてしまうのは嫌だなと思いながら3か月くらいがたった頃、私の担当講師ともう一人の講師が辞めたという連絡を受けました。
定期ミーテイングは引き続き塾長と残った講師の二人で行うといった連絡でした。

これとは別に担当講師から連絡が来ていて、どうやら担当講師の方が有料教材の販売を始めたようですが、お客さんの声のところで「〇〇さんのおかげで稼げるようになりました」と書かれているのが塾長の気に障ったとか言っていました。

「なんだよそれ」と思いましたが、担当講師の方が一生懸命やってくれており、普段ならば教えてくれないような情報もいただいたこともあったので、特にこの担当講師の方に悪い印象は持っていません。

しかし、この転売スクールのカリキュラムを続けるのが、ただでさえ苦痛であるところ、こんなゴタゴタがあると、もうこれはやめ時ではないかと思い、これ以後定期ミーテイングには参加しなくなりました。

最後にはミーティングに誰も参加しなくなりました

定期ミーテイングには参加しなくなりましたが、定期ミーテイングを録画した内容は見ていました。
しかし、最後の方の定期ミーテイングを見ると「誰も参加する人がいませんので、今週の定期ミーテイングは行いません」といったコメントを講師の方が言って、一分で定期ミーテイングを終了する録画を見て笑ってしまいました。

カメラの国内転売で儲ける方法とは何かについていろいろ考えてみましたが、要は次のようなことを繰り返すのではと思います。
まず、オークファンで落札価額の一番上と一番下の金額に差がある商品を見つけます。
そして、その一番下に近い値段で買って、落札額が一番上の値段まで上がるまで、オークション取り消しの手数料を払いながら、ひたすら出品を繰り返すといったことをするのではと思います。

普通に考えると、これは結構無理がある商売だと思います。
まず、値段が上がらなかった場合に出品を取り消すといったことは、以前にヤフオクが禁止しようとしたことがありました。
私はこの措置はずいぶん前から適用されていると思っていたのですが、どうやら現在まで適用が延期になっているようです。
おそらく出品取消システム利用料の収入が多いので、落札者の利益よりヤフオクの利益をとったのでは、などと勘ぐってしまうのですが、いつまでもできることでは無いと思います。

もっと大きいのが、この方法は価格差が生じる理由が、オークションに「どうしてもこの商品が欲しいからいくらでもお金を出す」といった落札者が入ってくれないと、なかなか自分の狙い通りの値段で売れないということです。
利益の生じる理由が、あまりにも運任せといった印象がどうしてもぬぐえず、私はやる気が最後まで出ませんでした。

まとめ

この塾が今でも行われているか調べるために検索してみると、私が経験したことをまとめたこのようなサイトを見つけました。
私がこの塾に参加した時には、この塾に対してあまり否定的な内容のサイトなどなかったと思いますが、インターネット上では「人の口には戸が立てられない」といったところでしょうか。

この転売スクールが、私が参加した最後の転売スクールになります。
転売は労働集約的なものなので、二つ以上の転売を同時に行うことなどできないということが、これだけ転売スクールに入って初めて分かったといったところです。

また、人が作ったものを右から左に流すといったことをやるのが、なんだかつまらなく感じてきたのもこの時期になります。

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