転売スクールの体験記No.5・・東洋トレード塾

はじめに

何度も転売スクールに参加して失敗している私ですが、二匹目のドジョウを探して、またもや転売スクールに参加してしまいました。
「東洋トレード塾」というタイトルの転売スクールでしたが、主に中国からアパレル製品を輸入し、アマゾンで売るといった内容のものです。

この転売スクールに参加して結果は出ませんでしたが、自分は転売というものには向いていないと心の底から実感できたのが、この転売スクールに参加した成果だと思います。

無料セミナーに行ってしまいました

今となってはどのようなプロモーションかは覚えていませんが、無料セミナーに行ってしまいました。
開始10分前に行ったら、まだ事務所も開けていない状態で、参加者も8人の予定が私を含めて2名と何だかグタグタな状態でした。

しかし、主催者の畑中さんという30歳くらいの方とお話しして、畑中さんがいろいろな転売ビジネスをやってきたらしく、転売に詳しそうに思えました。
内容が輸入転売ビジネスであり、カメラを売って受け取ったドルを、このビジネスに使ったらいいのではないかと考えたりして、その場で申し込んでしまいました。
受講料は305,450円でした。

1月末に申し込んで、2月末くらいにセミナーがあるというので行ってみたら、前回と同じ内容だといい、いまだに生徒を集めていたのかということに、ちょっと驚いたことを覚えています。
少し事前にカリキュラムが配られていたので、1か月前からスクールが始まっていると思っていたのですが、どうやら3月9日から始まる予定だと聞きました。

この事前に配られたカリキュラムを少しやってみたのですが、この内容でどのように稼げばいいのであろうかと言った感じでした。
そのため少々詐欺くさいと思っていたのですが、このカリキュラムは本格的なものではないと言われたので、とりあえず詐欺ではなかったと安心したのを覚えています。

初めはカリキュラムの内容が薄いと思いました

3月に入ってカリキュラムが配られ始めたのですが、読んでみると内容が薄いのではと思いました。
普通の転売スクールのカリキュラムは、内容が詰め込まれたものが多かったので、PDFの数ページでは少ないのではと思いました。
どうしてもこれで稼ぐことができるようになると思えず、初回のセミナーの時は、場合によってはとっちめてやろうかといった気持ちで参加しました。

しかし、セミナーで話を聞くうちに、これはこれで内容を凝縮しているつもりなのかな、と思えてきました。
カリキュラムに書かれていることを、一から十までやっていたかというと、やったつもりになっているだけといったこともいくつかありました。

あと、7回暗記法といって、初めの4回くらいはあまり頭に残らないものだが、5回目からは急速に残るようになるとのことです。
カリキュラムを何度も読んだかといえば、そんなことも無く、高いお金を払って参加している限りは、暗記するくらい繰り返し読む必要があるな、と思ったのを覚えています。

何もできないので1日10万円のセミナーに追加で申し込んでしまいました

しかし、カリキュラム通りにいくら頑張ってみても、転売できる商品が見つかりませんでした。

最初の方のカリキュラムでは、DeNA BtoB market(今はNEATSEAというようです)という卸サイトから、アマゾンで販売して利益が出る商品を探しましょうといった内容でした。
しかし、普通に考えれば、卸のサイトであっても日本のサイトなので、いくら探しても日本のアマゾンで売って利益が出る商品はなかなか見つからないのです。

このままでは、何も商品を買えない状態でスクール期間が過ぎてしまうかも、と思っていた時に「リサーチセミナー」というセミナーを1日10万円で行うという告知がきました。
普通にカリキュラムをこなしていけば商品を見付けることができるようになるけど、できるだけ早く結果を出すには参加した方がいいといった話だったと思います。

10万円払ったら転売できる商品が見つかるようになるのか、カリキュラムをいくらやっても転売商品が見つかるように思えないので10万円払って参加しても無駄なのでは、などといろいろ悩みました。
しかし、結局いつものように、やらずに後悔するよりやって後悔した方がいいと思い参加することにしました。

参加する前は果たしてどれくらい参加者がいるのだろうと思いましたが、初回のセミナーと同じくらいの参加者がいました。
どうやらみんな私と同じことを考えていたようです。

この「リサーチセミナー」を受けてみて、転売できる商品が見つけられるようになったかというと、そうでもあり、そうでもなかったといったところです。
なんだか歯切れの悪いことを言っていますが、この「リサーチセミナー」で話していることは、ほとんどカリキュラム内で話していることでした。
しかし、実際にカリキュラム内で話している手法で、誰かが転売できる商品を見つけているのを見ることができたのが、このセミナーに参加した成果でした。

この「リサーチセミナー」に参加していなかったら、この転売スクールのカリキュラムをやっても、利益が出るところか商品の仕入もできないじゃないかと思い、スクールの期間が終わる前に辞めていたと思います。

無料でコンサルを三回もしてもらいました

正直なところ、このスクールの難易度があまりにも高すぎて、まともに稼げている人などいるのかといった状態だったと思います。

そんな中で、主催者の畑中さんがメンターとして尊敬している株式会社OUTSTANDINGの小林亮太さんと対談している音声が配られたことがあります。
その中で、この小林さんが畑中さんへ、もう少し生徒さんと向き合った方がいいのではと言った話をされていました。
この話を真面目に考えたのか、畑中さんが追加料金なしで一月に一時間のコンサルをしてくれることになりました。

上野の喫茶店で一対一で教えてくれたのですが、まず最初にDeNA BtoB marketからアマゾンで売れる商品の見つけ方を教えましょうといった話になりました。
DeNA BtoB marketのページをぺらぺら見て、「この画像ってアマゾンのサイトでみませんでしたか」といってアマゾンのページを見せてくれるわけです。

しかし、「この画像ってアマゾンのサイトでみませんでしたか」と言われても、全く私の記憶にはないので何を言っているんだと思い、このことを正直に話してみました。
すると、畑中さんはびっくりした様子で、「アマゾンのトップページなど毎日暗記するくらい見るものです」などと言った話をする訳です。

カリキュラムの中で、転売できる商品をたくさん扱っている出品者を探していきましょうとか、いろいろ転売できる商品の探し方が話されているのですが、そんなことをやる前にやるべきことがあった訳です。

私の嫁も転売をしており、特に転売スクールに通った訳でもないのに稼いでいる訳ですが、私がこの日教えてもらったことを話すと、アマゾンのトップページを暗記するくらい見ることなど当然のごとくやっているというのです。

特に転売のような競争が激しい商売をして、継続的に利益を稼ぐ人と言うのは、別に誰から教えてもらう訳ではないけれど、当たり前に儲けるために必要なことなど分かってしまうようです。
そういうことが教えられないと分からない時点で、この商売をやるには自分にはセンスが無いなあと思いました。

結局全部で三回このマンツーマンのコンサルをやっていただきました。
私は、「東洋トレード塾」に参加している全員が、このコンサルを三回受けていると思っていたのですが、畑中さんによると三回どころか、一回受けた人も数えるほどしか受けていないそうです。
この転売スクールはやっぱり難易度が高すぎて、ほとんどの方がついていけなかったのでしょう。

扱っている品物の質が低すぎて嫌になりました

DeNA BtoB marketからは、ほとんど仕入れられなかったのですが、中国のアリババからは儲けられそうな商品を見つけることができたので仕入れてみました。

届いた商品を開けてみて驚いたのは、服を作るのに使っている布がペラペラで、これ着て歩いたら中の下着が見えてしまわないかと思ってしまいました。
商品を入れている袋が汚れていた場合に袋を取り替えるみたいなことは聞いていましたが、商品自体がこれほどレベルの低いものが届くとは思ってもみませんでした。

アマゾンに出品したところ、一応ランキングの高い品物を入れているので売れることは売れるのですが、「うっ、中国」という評価がついたりして、やっぱりなと思いました。

カメラでは中古品を扱っていたので商品を検品することは普通でしたが、この検品には時間と手間がかかっていました。
そのため、今回のスクールでは新品の商品しか扱わないので楽ができると思っていました。

しかし、新品にもかかわらず、結構な割合で返品されてくるのです。
返品の理由はと言うと、商品に汚れがついていたというものが結構多かったです。

新品の商品が汚れていたとは何なんだと思ったのですが、中国からの商品は中国国内での検品が必須で、不良品をしっかり中国国内で押し返さないと、日本に一度入れてしまった後では、返品のために送料をかけて送り返すわけにもいかず、結局廃棄処分をすることになります。
これもカリキュラムには書いておらず、痛い思いをしてからようやく学ぶことになりました。

ここまでやって、中国からの商品を扱うということは、副業レベルでできることでは無く、事業をやる覚悟でやらないとうまくいかないのではと思いました。
普通、物販を事業として行う時は、サンプルを何個か試しに仕入れてみて、気に入らないところがあったら直せるかどうか交渉をして、その後初めて少しまとまった量を仕入れることになると思います。
仕入れた後も、不良品の無い品物が納品されているか定期的にチェックすることも必要だと思います。

ここら辺の作業もなしに、中国で売られている商品の価格と、日本で売られている価格に差があるからと言って、右から左に商品を流すだけでお客さんを満足させることはできないのです。

まとめ

やってはみたけれど、中国輸入転売は一筋縄ではいかないことが分かり諦めてしまいました。
お金儲けが目的であるのは当たり前ですが、商売としてやるからには買ったお客さんに満足していただきたいといった気持ちがどうしても生まれます。
そういった気持ちを無視して粗悪品を売り続けるのは、よほど肝の据わった悪人ではないと難しいと思います。

どうやら畑中さんは、転売スクールを開催するのは、この一回で終わりにしたようです。
人に稼がせるのは自分で稼ぐことの何倍も難しいといったことをおっしゃっていました。
自分ができるというのと、人に何かをできるようにさせるのは、やはり別物なのでしょう。

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