転売スクールの体験記No.2・・輸出革命エキスポーターズ

はじめに

塚原明彦氏のエキスパート養成講座が終わった時、もう転売をすることは無いと思っておりましたが、またもや始めることになってしまいました。
上場企業に勤めていたので十分なお金をいただいていると思っていたのですが、それでも「お金が無い、お金が無い」と叫ぶバカな嫁が我が家にいたことがきっかけです。

今思えば、普通にこの文句をスルーしてしまえば、その後のとんでもない苦労を味わうことも無く気楽に過ごせたと思うのですが、この時の私は「お金で黙らせることができるならば簡単ではないか」と考えてしまった訳です。

株式投資で儲けることはできると思っていたのですが、毎月稼げる訳ではなく、追加の生活費を賄うのはちょっとできないと判断しました。
そうなると、毎月のお給料とは別に追加でお金を稼ぐ手段がないかネットサーフィンをしていたところ、輸出革命エキスポーターズのプロモーション動画に引っ掛かってしまったのです。

プロモーション動画の内容はよく覚えていないのですが、世界の富裕層に向けて日本の商品を売りましょうと言った感じのものだったと思います。

無料セミナーに行ってしまいました

市ヶ谷で無料セミナーが行われるということを聞き、出かけてみることにしました。
会場の入り口で、このスクールの校長をされる辻本さんと言う方が、両手で握手をしてくれたのを覚えています。

無料セミナーの内容もあまり覚えていないのですが、今までどんな副業をしたとしてもうまくいったことが無い人でも、カメラを扱うと稼げるようになるといった話だったと思います。

校長の辻本さんがマインドセットを含む全体的な話をして、辻本さんの下で四人の講師の方が個別具体的な指導をするといった体制をとるとのことでした。

結論から言うと、この無料セミナーの最後の時点で、この学校に入ることを決めました。
受講料は494,315円でした。
転売スクールが生徒を勧誘する時は、普通売上がいくら稼げると言った話をして、実際に利益がいくら残るのかといった話をしないことが多いです。
この無料セミナーでは、売上の話など何もなく利益でいくら稼げるのかを当たり前のように話していたので、少し信頼度が高かったというのが決めた理由だと思います。

担当の講師が気に入らず代えてもらいました

スクールの方で一方的に、最初に四人の講師の方の誰が私の担当になるかを決められてしまうのですが、最初に担当となった講師の方には、初めの10日くらいで辻本さんに言って代えてもらいました。

無料セミナーでは、「スクールの期間中は講師には24時間待機させます」くらいな勢いで話されていたので期待していました。
しかし、ヤフオクで見つけたある商品を仕入れるかどうか相談した時、なかなか返事が来なくて、そのオークションが終わったあとに返事が来たといったことがあったためです。

代えてもらったことは大正解で、このダメな講師が担当となった生徒で稼げるようになった人はいなかったみたいです。
講師も教えるのが上手な人も、適当に流してしまう人もいる訳です。
だいたい稼げるまでに苦労をしたといった講師の方が教えるのが上手みたいです。
このダメな講師は、生徒だった時に、一月に一度のセミナーに顔を出すことも無く、辻本さんがどうしてたんだと聞くと、何事もなかったように先月100万超えましたと答えるような天才的な方だったようです。

新しく講師になっていただいた方は、通常のカリキュラムのセミナーに加えて、無料のレンズ講座などを開いてくれました。
講師の当たりはずれは仕方のない面もあると思いますが、担当してもらう講師によって同じ費用を払っているのに成果が全然変わってきます。

海外に商品を無事届けるのは本当に大変です

このスクールでは、基本的に中古のカメラをeBayと言うサイトを使って、海外の人に販売することを教えてもらいます。
海外に販売するとなると、通常の商品に対するクレームに加えて、輸送に関するクレームを受けることが多くなります。

日本の感覚だと、内容物に「カメラ」とか「レンズ」とか書いてあれば荷物を運ぶ人も気を使ってくれるという感覚があると思います。
全世界の運送業者が、日本の業者並みに気を使ってくれると思う人はいないと思いますが、「カメラ」とか「レンズ」と書いてある荷物を投げることを予想する人は珍しいと思います。

荷物を発送する方も、乱暴に扱われることを想定して梱包するので、大抵の場合は無事に届くことが多いのですが、カメラの入った荷物をフットボールと間違えるバカ者を雇う運送会社は世界に腐るほどあります。

商品は保険をかけて送っているので、荷物が破損した場合にはダメージレポートという書類を受取人が運送会社に提出してくれると保険金が下りるので事なきを得ます。
しかし、このダメージレポートも、国によっては商品を受け取った時に申し出ないと受け取らないという国もあるようです。
(受け取った瞬間に、中身が壊れているかどうか判断するのは、まず無理な話だと思いますが変な話です。)

また、基本的にダメージレポートは破損したカメラと一緒に提出しないといけないみたいです。
運送業者は壊れたカメラなど受け取っても捨てる他ありませんので捨てますが、カメラの愛好者は基本的にカメラが大好きなので、捨てられるのが分かっていて運送業者に引き渡したくないなどと考える方もいらっしゃいました。

ちょっと変わり種のトラブルとしては、アメリカに商品を送った時に郵便番号が抜けているというだけの理由で商品が戻ってきたこともありました。
本当に住所も名前もきちんと記載したのですが、郵便番号が抜けているという理由だけでアメリカから荷物が戻ってきました。
商品の受取人の方が言っていたのですが、アメリカに物を送る場合には、郵便番号がとても重要なんだそうです。

いろいろ理不尽なクレームがあり心が折れそうになりました

この商売をしている時、一番困ったのがレンズの状態に関するクレームです。

私が扱っていたのは、基本的にオートフォーカスが効くような新しいレンズではなく、マニュアルでピントを合わせるようなレンズを扱っていました。
例えば、こんな感じのレンズになります。

見ただけでかなり古いものだと分かりますが、この古いレンズに対して肉眼ではほとんど見えない「塵が入っている」だの「曇りがある」だの「細かい傷がある」だのと言ったクレームが来るわけです。

新品のレンズに「塵が入っている」と言われ返品を受けたこともあります。
未使用のものでも長い間保管しているだけで、レンズの中に塵が入ってしまうこともあります。
こんなことで返品を受けるとなると、行き帰りの送料でレンズ2~3個分の利益が吹っ飛ぶことになります。

また、こんな感じのカメラを売った時に、シャッタースピードがコンマ何秒遅れるといったクレームを受けたこともあります。

写真を見ればお分かりになると思いますが、生産が終わってウン十年とたっているカメラです。
シャッタースピードの精度がどうかが問題なのではなく、シャッタースピード自体が変わるかどうかがポイントになるような商品を買ったBuyerに、シャッターが切れる速度がコンマ何秒か違うと言われる訳です。

喜楽の会に参加しました

辻本さんのお勧めで喜楽の会というものに参加したことがあります。
典型的なスピリチュアル系の集まりといった感じでしたが、事業をやっている方達はこのような集まりによく参加されるようです。
私はこのスクールに参加している時、言われたことは何でもやろうと決めていたので、中野サンプラザの会場まで出かけてみることにしました。

参加費が10,000円くらいで、今となっては内容もほとんど覚えておりません。
しかし、現役のお医者さんが参加していたり、癌の進行が止まりましたといった話をする人がいたりと、胡散臭い集まりというには何かが違うように感じました。

あと、この主催者の方の日本語がとにかく分からなかったのを覚えています。
どこかの方言なのかと思いますが、テレビのドラマの中などで田舎の人が話しているレベルではなく、たまに外国語に近いレベルになったように思います。

最後に主催者の方の名前が入っているお守りの袋みたいなものをもらいました。
この袋を持っている人で東日本大震災で行方不明になった人を知らない、とかおっしゃっていたと思います。
ご利益があったかどうか分かりませんが、今まで家族全員健康に暮らしています。
長年の不摂生により、私が糖尿病認定されてしまったこと以外は、ですが。

懇親会にもよく参加しました

月一に開かれるセミナーでも、講師の方のご厚意で行われるセミナーでも、セミナー終了後に懇親会と言うものが開かれます。
ただの飲み会なのですが、講師の方には参加を勧められます。

お酒を飲みながらだと口も軽くなり、普段は聞けないお話も聞けるようになるといいます。
しかし、懇親会に参加すること自体はあまり意味はなく、懇親会で誰と話すかが重要になってきます。

あまり稼いでいない人と話しても、ただの愚痴をこぼす場になってしまいます。
しかし、自分より稼いでいる人から話を聞くことができれば参考になる話を聞けます。

しかし、自分より稼いでいる人は十人に一人もいない訳です。
そして、稼いでいる人の周りには、いつもの決まったメンバーが陣取ります。
そのため、大抵の場合、稼いでいる人の周りの集団の、その後ろの方の話のよく聞こえない場所で聞き耳を立てることになります。

卒業式に行きましたが、4ヶ月で10万円以上稼いでいる人はたった・・

スクールの終了時に、信濃町で行われた卒業式に行ってみました。

4ヶ月の累計の利益が10万円以上の人達が表彰(単月の利益が10万円ではありません)されたのですが、その人数は9名でした。
その会場には100名以上の人達がいたにもかかわらずです。

私も表彰されたのですが、4ヶ月の累計で20万円もいかない利益で表彰されてもなあ・・といった気持ちでした。
表彰された時に一言マイクを持って言わなければならなかったのですが、寝る時間削って作業して受講料の半分も稼げなかったのに、表彰されても正直うれしくもないといった話をしてしまいました。

この私の発言を聞いた辻本さんが、これから指数関数的に利益が増えていくので大丈夫といった話をされました。
結果から言うと辻本さんの話は本当でしたが、この時の私の気持ちはもやもやしたものでした。
一位の方は4ヶ月の累計で50万円稼いでいましたが、あとで話を聞いてみると、この方も結果に納得いかないといったことをおっしゃっていました。

卒業してもさらに続けたが、さらに納得できないことが・・

スクールの期間は4ヶ月だったのですが、卒業式の時にスクール期間を終えても1か月に5万円で引き続きフォローアップを受けられるという話がありました。
ここで冷静にあきらめるといった選択もありましたが、あきらめるにはお金も時間もかけすぎたため、引き続きフォローアップを受けることにしました。

しかし、スクールの期間が終わると、この5万円の費用の他に、丸投げシステムというスクールが提携している倉庫に在庫を預けておくと、売れた時に発送を代わりにやってくれるといったサービスにも1か月に2万円くらいお金がかかるようになりました。
スクール期間中はスクールの受講料に含まれていたのですが、スクールが終わったので正規の料金が必要とのことでした。

話としては分かるのですが、満足に稼げていない状態で固定費だけがいろいろ嵩んできて、精神的に厳しい状態が続きました。

10か月かかりましたが月に50万円稼ぐことができました

あんまり売れていないのに発送の代行を頼む意味がないと思い、この丸投げシステムというサービスを解約することにして、家の近くにレンタル倉庫を借りることにしました。

しかし、解約した時からなぜかよく売れるようになり、10か月たった時一月の利益が50万円弱稼ぐことができました。
丸投げシステムを解約したのは失敗だったかな、とは思いましたが、他人に仕事を任せておくと融通が利かないことも多く、かなり体力的にはきつかったですが、この時は自分一人で発送までやっておりました。

まとめ

いろいろ思い通りにいかないことも多々ありましたが、このスクールに入ったことは正解でした。
この他にもいろいろ転売スクールに入ったのですが、結果稼ぐことができるようになったのは、この輸出革命エキスポーターズぐらいでした。

稼げるようになった理由は、カメラをいじるのが何となく楽しかったことと、日本と世界で価格差が明らかにあるため、やれば利益になることがイメージできたことだと思います。

他の転売スクールでは、言われた通りやって本当に儲けることができるのか、といったところからイメージできないという所がほとんどだったので、このスクールに最初に出会ったのは幸運だったと思います。

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