信用取引
≪ 信用取引とは ≫ 簡単に説明すると、『手持ち資金がなくても株式を売買することが出来る取引』と言えます。
「えっ?資金がなくても株を売買できるの?」と思われる方もいるかと思いますが、実は出来るんです。 ただ、「現物取引」のように株式を売買するための資金・株をすべて自分で保有するところから始まる売買とは違い、「信用取引」は株式を売買するための資金・株をもっていなくても証券会社から借りておこなう売買が可能なんです。
資金を借りて「株式」を買うことを『信用買い(カラ買い)』といい、借りた「株式」を売ることを『信用売り(カラ売り)』と呼びます。 もちろん、証券会社には資金をかりるので「担保」を差入れる必要があるし、利子とともに一定期間内に返す必要があります。
また、「貸株料」、「品貸料」といったコストが毎日かかってくるので、『信用取引』の投資スタイルは短期決戦です。
≪ どうやって利益を生み出すか ≫
「現物取引」は多くの投資家がイメージする「株価が安い時に買って、値上がりした時点で売る。その差額で利益を出すという取引」です。
「現物取引」で利益を上げるには、“安く買って、高く売る”ことが基本です。
右肩上がりの相場であればそれも難しくありませんが、短期的には下落相場が続くこともあります。 その場合、売買のタイミングが難しい上、無理に「現物取引」すれば大事な資産を減らすことにもなりかねません。
「信用取引は」株式を売れば売却代金が受け取れる「現物取引」とはちがい、信用売りの場合、実際にその株式を持っていたわけではないので売った時点では売却代金は受け取れません。
代金は証券会社に預けている状態になります。
そして、期間内に売った株式を買い戻すことで決済します。
売ったときよりも安い株価で買い戻すことができれば、その差額を利益として受け取ることができるという仕組みです。
株価が下がって、はじめて利益が出るので、ちょっとイメージしずらいかもしれませんネ(^-^;) つまり信用売りでは株価が下がると利益が出る仕組み。これが現物取引と大きく異なる点です。
ただし、注意してかなければいけないことがあります。
「信用取引」はこのように手持ち資金が少なくても「カラ売り」「カラ買い」で利益を生み出すことができますが、当然、借金して売買するわけですから「ハイリスク」が伴うということを頭に入れておく必要があります。


※「オリックス証券【相場の流れと売り買いのタイミング】」より掲載。
◇ 委託保証金について
『信用取引』を行うにあたり発生する「委託保証金」について少しお話しします。
『信用取引』でどれくらいの売買ができるかというと、この「委託保証金」によって変わってきます。 当然、多額の資金を借りようとすると保証金は大きくなります。 『委託保証金』は委託保証金率によって算出。
通常、保証金は約定金額の30%以上が必要です。
つまり、手持ち資金が30万円あれば、150万円の取引が可能になるというわけです! また、自己保有株を保証金として差入れることもできます。この場合は、「株価」の80%が保証金としてみなされます。
◇ なぜ『信用取引』が必要なのか?
ではなぜ、「ハイリスクハイリターン」の『信用取引』が必要なのでしょうか?
それは、「市場の極端な変動や偏りを抑制する」という市場のバランスを保つために必要なのです。
もし「現物取引」だけの市場だと、まとまった多額の売買が発生した時、「株価」が実体から大きくはずれ市場が激しく変動してしまうという投資家にとっては好ましくない状況になってしまいます。
つまり、「現物取引」のように株価が上昇したらその差額で利益を得ようとする投資家もいれば、その逆の株価が下がるのを利用して利益を得ようとする投資家もいなければ、市場のバランスが取れない。ということなのです (^v^;
|
現物取引 |
信用取引 |
| 売買方法 |
株式を買って、売る |
買って売る 売って買い戻す |
| 清算方法 |
約定した4営業日目に約定代金、諸費用を受払いする |
反対売買などによる決済を行なうときに支払う金額と受け取る金額を相殺する |
| コスト |
売買委託手数料 |
売買委託手数料、金利、品貸料(信用売り)、貸株料(信用売り) |
| 仕組み |
現物の株式を買う、保有株を売る |
資金を借りて株を買う、株を借りてきて売る |
|
|
更新情報♪
|
|
|
 |
『目指せ!金持ち経理マン』はリンクフリーです♪

当サイト内の内容・構成・デザイン・テキスト、画像の無断転載・複製(コピー)は一切禁止です。
いかなる損害が発生しても当方は一切責任を負いませんのでご了承ください。
ご利用は自己責任でお願いします。
|